PROFILE

ドイツ、カナダ、イタリアでそれぞれ研鑽を積んだメンバーによるピアノトリオ。2012年結成。ユニット名にある「MET」は、メンバーそれぞれの名前の頭文字から由来している。

TriomeTの、個々の作曲家に真正面から向かう演奏は高く評価されており、彼らが生み出すのは、本物の価値を知る大人たちへ贈る、最高水準の室内楽である。

古典から現代、そしてメンバー村中俊之のオリジナル作品が同居するスタイルで、伝統を抱き革新を創り出し続けている。

MEMBER

マヤ・フレーザー Maya Fraser

ヴァイオリン Violin

桐朋女子高等学校音楽科を経てカナダ王立音楽院グレン・グ-ルド・スクール、トロント大学大学院演奏学科アドバァンスト・サーティフィケイト修了。全日本学生音楽コンクール全国第1位(高校の部)、カナダ音楽コンクール国際ステッピング・ストーン第2位、日本モーツァルト音楽コンクール第2位など、数々のコンクールで受賞。

チェコ・フィルハーモニー室内管弦楽団、小林道夫・東京ゾリステン、東京交響楽団などのオーケストラとソリスト共演。ファースト・アルバムをエイベックス・イオよりリリース。テレビ朝日「題名のない音楽会」出演。千葉ロッテマリーンズ球場公式戦にて「君が代」を演奏。元シンフォニア・トロント室内合奏団団員。東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。藝大フィルハーモニア及び、西本智実プロデュース イルミナートフィルハーモニーオーケストラヴァイオリン奏者。

早川 恵美 Emi Hayakawa

ピアノ Piano

桐朋女子高等学校音楽科を経てドイツ、ハノーファー国立音楽大学、及び同大学院卒業。ドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績で取得。ショパン協会主催ローマ国際ピアノコンクール第2位他、コンクールで上位入賞をはたす。在学中よりドイツを拠点とし、世界各地で演奏活動を行う。

その音色・タッチの多彩さには定評があり、ソリストとしての活動のみならず、アンサンブルピアニストとしてミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団のトップメンバー他、国内外の演奏家との共演も多い。

帰国後は地元北九州を拠点とし、全国的に活動を展開。2008年より8年間に渡り響ホール音楽アウトリーチ事業アーテイストとして音楽による地域の芸術文化振興にも力を注ぐ。パーカッション&ピアノデュオ「vivi(ビビ)」、お花&ピアノのユニット「Kitakyushu ravissante(ラビサント)」のピアニストとしても活動。

村中 俊之 Toshiyuki Muranaka

チェロ/作曲 Cello/Composition

東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。イタリア Conservatorio Statale di Musica “L. Marenzio” di Brescia にて研鑽を積む。

NHK大河ドラマ龍馬伝「龍馬伝紀行」テーマ曲のアレンジを担当。「のだめカンタービレ」のレコーディング等、ドラマ、映画に参加。ソロと自身の多重録音によるソロアルバム『SoloS』をリリース。横浜バロック室内合奏団のみなとみらいホール定期演奏会に参加。ソリストを務めたC.P.E.BACHのチェロ協奏曲がCD化される。グラミー賞アーティストPablo Ziegler、NORA(ORQUESTA DE LA LUZ) また溝口肇、NAOTO、葉加瀬太郎、一噌幸弘等と共演。

作曲家・チェリストとして圧倒的なテクニックとセンスで、 クラシックからオリジナル、ジャズのセッションまで幅広く演奏する。弦一徹ストリングス、篠崎正嗣ストリングス等に参加。